
人間はなぜ愚かな判断をしてしまうのだろうか。
その理由はいくつもあるが、一つは感情が横槍を入れてしまうせいだろう。
脳には意思決定をする仕組みがある。
眼球が収まっている眼のくぼみ、その上にある部分は前頭眼窩野と言われている。
この領域は感情と理性、記憶を取り持って、何が自分にとってベストなのかを判断する役割がある。
この辺がうまくはたらいている人がいわゆるクレバーな人ということになる。しかし、人間いつでもクレバーでいられるわけではない。
例えばピンチや恋といったものは、理性の確率計算を歪めてしまう。
太古の昔、150人程度の集団でサバイバルしてたときにはそれでもよかったのだろう。
しかし、現代ではそれは必ずしもうまく機能しない。
数十億人が共同生活をしながら、地球の生態系を変えるほどの力を持った今では、理性の歪みが致命的になりうるからだ。
それをどうにかしようとして出来たのが、文化であり、制度であり、社会規範と呼ばれるものだろう。
いわばヒト特有の愚かさを克服するために作られた外付けの脳とも言える。
ヒトは脳は誤るように出来ている。
その前提を理解したうえで、賢慮を持って制度や社会規範に向かい合いたい。
意思決定の仕組みに興味のあるヒトは以下の動画を覗いてほしい。
【関連動画】
「クレバーな脳:大脳辺縁系」







