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半側空間無視の記事一覧
半側空間無視と注意障害 臨床場面で遭遇する頻度の高い高次脳機能障害として半側空間無視というものがあります。 この半側空間無視は右半球損傷で頻繁に見られ、多くの場合視界の左側の空間認知が障害され、左側の食べ物を食べ残してしまう、あるいは左側の障害物にぶつかってしまうという症状を示すものですが、 この半側空間無視というのは...
半側空間無視と臨床評価 半側空間無視というのは、脳卒中で頻繁に見られる高次脳機能障害で、臨床場面ではこれに対する治療や評価が頻繁になされています。 しかしながら半側空間無視の病態は複雑で、評価方法も簡単なものから複雑なものまで様々です。 臨床場面で使える時間というのは限られており、できるだけ短時間で正確な検査を行うこと...
半側空間無視とは? 脳卒中になると手や足が麻痺して動かなくなったり、様々な症状が現れます。 しかしながら脳卒中の症状というのはこのように目に見えてわかりやすいものだけではなく、いわゆる「普通」のことができなくなる様々な症状があり、これらは高次脳機能障害と呼ばれています。 具体的には麻痺がないにもかかわらず洋服を着ること...
バスケットボールのフェイントはなぜ有効か? バスケットボールでは、しばしば相手を混乱させる目的で、ボールを投げる方向とは関係のない方向に視線を向けたり投げるような素振りをしたりします。 こういったフェイントを仕掛けることで相手の反応が遅くなったり間違ったりしますが、なぜこういった事が起こるのでしょうか。 またリハビリテ...
青斑核の働き:やる気とパフォーマンスは脳の中でどのように調整されるのか? 世の中には経営者が山ほどいますが、ある種の経営者は次々と新規事業を開発・発展させては、そこにとどまることなくどんどんと事業を拡大していったりします。 こういった事ができるためには事業に集中する力と、そこから離れて周りを俯瞰する力の両方が求められま...
注意とはなにか? あなたを脅すわけではないのですが、世界というのは危険に満ちています。 道を歩ければ車に当たるかもしれないし、ひょっとすると機嫌の悪い上司が目の前に現れるかもしれない、 あるいはあなたがスマートフォンをいじっているその横で赤ちゃんが熱いコーヒーカップをひっくり返そうと試みているかもしれません。 こういっ...
半側空間無視とは? 高次脳機能障害という不思議な名前を初めて聞いたのはリハビリの専門学校に入って間もない頃でしたが、 脳卒中になると、手足が麻痺するだけでなく、通常私達ができているいろんな頭を使うあれこれができなくなることがあります。 それは手足は動くのに洋服を着ることやドライヤーを使うことができなくなったり、 理性的...
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自己紹介
佐藤 洋平
脳科学専門のコンサルティング・レポート作成を手掛けるオフィスワンダリングマインド代表。 寄稿数3,000本超、登録者12,000人超を誇る日本最大の脳科学ブログ 『脳科学 心理学 リハビリテーション』管理人。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
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