社会性 物語 ナラティブ・エコノミー 感染症・物語・経済 はじめに ー科学の目的とは未来を予測することにあるー ジャック・ラカン 「人格との関係からみたパラノイア性精神病」 地球上には数百万種の動物がいますが、私達人間と他の動物が決定的に違うものというのは一体何でしょうか。 色々あるとは思いますが、あなたと他の動物を切り分けるものは、「今、ここ」を離れた世界に自由に想像をは... 2020年9月26日 佐藤洋平
認知 デフォルトモードネットワーク感情コネクティビティ ナラティブ・ブレイン なぜあなたの脳は物語を理解できるのか? なぜあなたの脳は物語を理解できるのか? 地球上には無数の種類の生き物がいますが、人というのは一風変わっています。 言葉を使えるというのはもちろんですが、ヒトはそれに加えて「物語」を語る動物でもあります。 そして、この語るという行為は単に言葉を並べるということではありません。 「語る」というのは、一定の構造を持って、何ら... 2020年9月5日 佐藤洋平
発達 予測的符号化 運動学習3.0 運動学習に対する心理学的・脳科学的アプローチ はじめに 世の中には名伯楽と呼ばれるような人がいて、弱小チームを名門チームに引き上げてしまうような人もいますが、 果たして運動の教え方にコツのようなものはあるのでしょうか。 運動学習については研究の歴史も長く、様々な知見が蓄えられていますが、この記事では心理学的・脳科学的な知見を交えた運動学習理論について紹介をします。... 2020年7月27日 佐藤洋平
認知 予測的符号化 バーチャルリアリティと主体感:予測的符号化の立場から バーチャルリアリティと主体感 バーチャルリアリティと言われて思い出すのは、数十年前に体験したディズニーランドのスター・ツアーズなのですが https://youtu.be/xbC6LRNaqyU バーチャルリアリティはこのようなアトラクションだけでなく近年の技術の進歩に寄って身近なものになってきています。 このバーチャ... 2020年5月11日 佐藤洋平
社会性 予測的符号化 自閉症と統合失調症:驚きと予測的符号化の立場から 自閉症スペクトラム障害者はなぜこだわりが強く、なぜ混乱しやすいのか? 世の中にはいろんなタイプの人間がいて、昔は変わり者、最近では発達障害という名前で呼ばれている人たちがいます。 人に比べてとりわけこだわりが強く、不器用で、空気を読むことが苦手な人たちはしばしば自閉症スペクトラム障害という名前でラベリングされますが、彼... 2020年4月29日 佐藤洋平
社会性 感情は本当に普遍的か?脳と感情の新たな神経生理学的パラダイム あなたの喜びとは何か?悲しみとはなにか? 私達は日々、様々な感情を体験しますが、この感情とはどのようなものなのでしょうか? 心理学の授業や本でよくあたるものに感情は普遍的であるというテーゼがあります。 これは典型的な喜びの顔や怒りの顔、悲しみの顔というのは世界中どの文化圏であっても(ニューヨークであってもアフリカの奥地... 2020年4月7日 佐藤洋平
認知 自由意志 【後編】自分を自分と感じる脳 自由意志の脳科学研究15本! はじめに 「我思う、故に我あり」という言葉があります。 この世界の実像は必ずしも本当であるとは限らず、あなたの目に見える全ては幻かもしれないし、 自分以外のすべての他人はココロを持たないゾンビだったという可能性も捨てきれなません。 とはいえ、そういったあれこれを思推する自分を感じられることは確かなので、意思を持ち、心を... 2020年2月22日 佐藤洋平
認知 【保存版】ドーパミンと認知機能、音楽、精神疾患の研究16本 ドーパミンの基本的な働きとは? 私たち人間は波のある生き物です。 気分がアゲアゲの時もあれば、ボンヤリしていたり、どんよりしていたり、なかなか味わい深い生き物なのですが、 こういった気分の上がり下がりには様々な神経伝達物質が関わっており、そのなかでもドーパミンは気分を上げる、覚醒レベルを高める役割を持っています。 覚醒... 2019年11月30日 佐藤洋平
社会性 オキシトシン オキシトシンのポジティブ脳科学 母性愛と夫婦愛世界の研究34本 オキシトシンという女性ホルモンがあります。このホルモンは女性をお母さんに変える働きがあります。またこのオキシトシンは母性を強化するだけでなく、男性女性含めヒトの社会性全般に関わり、夫婦関係に強い影響を及ぼします。オキシトシンの愛情に関する世界の研究を34本紹介します。... 2019年10月28日 佐藤洋平
社会性 オキシトシン自閉症スペクトラム障害 オキシトシンのネガティブ脳科学 精神疾患と暴力性の研究29本 オキシトシンは人間の母性愛のみならずコミュニケーション全般に関わるホルモンですが、これが十分でないと不安感が強くなったり、うつ病や境界性人格障害などでも変化が見れることが知られています。オキシトシンのネガティブな側面についての世界の学術研究をまとめてご紹介します。... 2019年10月28日 佐藤洋平