認知 半側空間無視 コネクションの問題としての半側空間無視 半側空間無視はどのようにして起こってどのようにして回復するのか? 臨床現場で遭遇する高次脳機能障害は様々なものがありますが、その中でも頻度が高いものの半側空間無視というものがあります。 この半側空間無視では視界の左右半分(殆どの場合は右半球損傷例での左半分)の様々な刺激に対して注意が向きづらくなり、ご飯を食べ残したり、... 2019年4月14日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 左片麻痺の予後は不良?ADLと自立度から見る左右片麻痺の改善度合い 半側空間無視とADL:右半球損傷はなぜ予後不良か? 臨床現場で脳卒中患者を見ることは多いのですが、リハビリの現場では治療を行うにあたってまず予後というものを考えます。 つまり目の前にいる患者さんは現在どの程度のレベルで3ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後にはどの程度まで良くなっているのか、障害はどの程度残るのか、生活能力はど... 2019年3月31日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視は見えている?ワーキングメモリから読み解く症状 見えないはずの半側空間無視を反転させるとどうなるか? 半側空間無視というのは右半球の脳卒中で頻繁に見られる症状ですが、 視界の半分(多くの場合左側)が十分に認知できず、食事を食べ残したり左側へぶつかってしまったりという症状を示すものです。 この半側空間無視を説明する代表的な考え方として、症状の根幹に注意障害があるためと... 2019年3月31日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 右半球の注意における役割とは? 注意における2つの種類:持続的注意と刺激への反応としての注意 子供を育ててよく口にする言葉に「ちゃんと注意しなさい!」というものがありますが、 この注意というのは具体的にはどのようなものなのでしょうか。 一つは何かに集中できること、じっと本を読んだり、気が散らずおもちゃの片付けができたりということでしょうし、 もう一つ... 2019年3月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 脳卒中患者の病態から考える:森を見る脳、木を見る脳 右半球と左半球の視覚処理の違いとはなにか? 「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、 世の中には確かに細かいことはよく見えるけれども大局的にものを見るのが苦手な人もいれば、 その逆で大局的に見たり考えたりすることが得意でもその逆は苦手な人というのがいます。 しかしながらこういった特性に脳はどのように関係しているので... 2019年3月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視とサーキットブレーカー:脳の中の注意遮断器とは? 注意における2つのシステムとは? 注意という言葉は頻繁に使いますが、それが何かと言われるとなかなか上手に説明できる人はいないのではないかと思います。 というのも注意というのは、一つのものにジッと集中して凝視するようなタイプの注意もありますし、 あるいはふと車を運転していて飛び出してきた子供やボールに気づくといった、外か... 2019年3月20日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害半側空間無視 目移りする能力・集中する能力 なぜあなたは生き延びてこれたのか?脳の中の2つの注意システムとは 何もあなたを脅そうというつもりはありませんが、、基本的に世界は危険に満ち溢れています。 道を歩いてスマートフォンを見ていると自動車がビュンビュン走っていますし、職場で上司の悪口を言ってるところにその上司が入ってくるということもあります。 上手に歩いている... 2019年3月17日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 良くなる半側空間無視となりにくい半側空間無視? 半側空間無視とネットワーク 臨床場面でしばしば遭遇する脳卒中に関連する症状に半側空間無視というのがあります。 この半側空間無視では殆どの場合、左側への注意が低下し、歩いていても食べていても左側のものに気づきにくいという現象が起こります。 この半側空間無視は、患者さんの経過を見ていると発症後、症状が改善するものとなかなか... 2019年3月12日 佐藤洋平
認知 人工知能と頭頂葉:リーチ動作における特異的な情報処理とは? 人工知能と頭頂葉、リーチ動作 人間の脳というのは見方によっては有機物でできたコンピュータとみることもできるのですが、 実際脳科学の歴史を振りかえってみると、人工知能研究と補い合いながら発達してきた歴史があるようです。 今日取り上げる論文は、リーチ動作における頭頂葉の神経細胞がどのような仕組みで動いているのかについて調べ... 2019年2月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視症状は脳内コネクティビティで図れるか? 半側空間無視と脳内コネクティビティ 脳卒中になると手足が動かなくなるだけでなく、時として認知機能に様々な障害が生じることがあります。 こういった障害は高次脳機能障害と呼ばれていますが、その中で頻繁に起こるものに半側空間無視というものがあり、この症状では視界の半分(主として左半分)に注意が向きづらくなり、 左側のご飯を食... 2019年2月24日 佐藤洋平