社会性の記事一覧
私たちは日々欲望に突き動かされますが、その根っこには報酬系といわれるドーパミンを中心とした脳内システムがあります。この記事では依存症や行動経済学をトピックとして報酬系についての学術論文を13本わかりやすく解説します。...
オキシトシンという女性ホルモンがあります。このホルモンは女性をお母さんに変える働きがあります。またこのオキシトシンは母性を強化するだけでなく、男性女性含めヒトの社会性全般に関わり、夫婦関係に強い影響を及ぼします。オキシトシンの愛情に関する世界の研究を34本紹介します。...
オキシトシンは人間の母性愛のみならずコミュニケーション全般に関わるホルモンですが、これが十分でないと不安感が強くなったり、うつ病や境界性人格障害などでも変化が見れることが知られています。オキシトシンのネガティブな側面についての世界の学術研究をまとめてご紹介します。...
魅力的な男性は女性のテストステロンとコルチゾールの放出を高めるか? テストステロンというホルモンがあります。 これは男性ホルモンの一種で、個体を高い地位や影響力の獲得できるように心身の状態を変える役割があるのですが、 これは男性だけではなく、女性も男性ほどではないもの分泌されることが知られています。 男性を対象にしたあ...
怒り表情、逃避反応およびテストステロン ヒトは威嚇する生き物です。 いやむしろこれはヒトにだけ見られるものではなく、サルやイヌ、エリマキトカゲまで動物社会で広く見られる現象なのですが、 生き残るためにはこの威嚇表情を認知できなければいけません。 目の前の相手が攻撃モードに入っているのかどうか察知できなければ、生存競争の...
ヒトにおける唾液テストステロン、気分、および脅威に対する選択的注意の間の相関 漢は戦う生き物です。 恐れから目をそらさず、むしろそれに向かって戦いを挑む生き物で、 それゆえ思春期真っ盛りのやんちゃな青少年は目があった、合わないで諍いに成ることが多いと思うのですが、 上図URL: なぜ漢は怒りの表情に怯えずむしろそれを見...
N-power、テストステロン、強い男と免疫機能 政治史にしろ経済史にしろ、あるいは学術発展の歴史をみても、人の歴史を振り返れば、その殆どは争いです。 いかに自分の領土を広げるか、市場シェアを拡大するか、自分のミーム(言説)を流布させるか、 換言すればいかに自分の影響力を増大させるかというのが歴史のダイナミズムの源だと...
思春期の男児及び女児におけるジェンダーイデオロギー、同性の友達グループへの所属およびテストストロンと支配性の関係 人間関係というのはシビアであり、 ゴリラやチンパンジーといった霊長類の末裔である私達はいやおうなく本能的に上下関係を作り出します。 こういった上下関係を作り出すことに関係するホルモンとしてテストストロンと...
4,462名の男性のサンプルにおけるテストステロン、社会階級および反社会的行動 テストステロンというのは男性ホルモンの一種で、一説によると人を攻撃的にさせる作用があるそうですがこれを是正する方法というのはあるのでしょうか。 今日取り上げる論文は、ベトナム戦争の退役軍人を対象にテストステロンの値と攻撃行動、社会経済状態の...
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自己紹介
佐藤 洋平
脳科学専門のコンサルティング・レポート作成を手掛けるオフィスワンダリングマインド代表。 寄稿数3,000本超、登録者12,000人超を誇る日本最大の脳科学ブログ 『脳科学 心理学 リハビリテーション』管理人。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
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