脳科学の記事一覧
オキシトシンという女性ホルモンがあります。このホルモンは女性をお母さんに変える働きがあります。またこのオキシトシンは母性を強化するだけでなく、男性女性含めヒトの社会性全般に関わり、夫婦関係に強い影響を及ぼします。オキシトシンの愛情に関する世界の研究を34本紹介します。...
オキシトシンは人間の母性愛のみならずコミュニケーション全般に関わるホルモンですが、これが十分でないと不安感が強くなったり、うつ病や境界性人格障害などでも変化が見れることが知られています。オキシトシンのネガティブな側面についての世界の学術研究をまとめてご紹介します。...
疲労感についての生理学的研究を21本分かりやすく紹介します。疲労感のベースには体内の炎症反応があります。慢性疲労症候群、癌性疲労、疲労の改善方法についての脳科学、生理学的研究を紹介します。...
脳損傷で視覚認識と触覚認識が乖離しうるのか? 私達人間は生まれたときから何かを認識する生き物です。 生まれ落ちた瞬間から乳児は母親の乳首を認識することで命をつなぎ、 野山を駆け回る少年はどこにカブトムシがいるのか素早く見つけ、 車の免許をとったばかりの若者は信号に目を配ることでどうにか安全に車を運転します。 このように...
ジェスチャーから見る意図に関わる脳活動と伝える意思 私達人間は何かを伝えずにはいられない生き物です。 これがしたい、あれはそうだ、ここに行きたい、様々な意図を相手に伝えることで社会が回り、人生が回っていきます。 このように他者に何かを伝える方法というのはコトバだけでなく、ジェスチャーというものがあります。 身近なもので...
体の傾きをどのように是正するのか?神経学的知見とリハビリテーションの進め方 脳卒中の片麻痺患者の多くは身体軸の認知に何らかの障害を抱えており、場合によっては座ったり立ったりすることもままならないことがありますが、こういった症状はプッシャー症候群とも言われています。 このプッシャー症候群は脳科学的にはどのような脳領域の損...
入院リハビリテーションにおける患者の脳卒中後の反対側のプッシャー症状を改善するための立位フレームの有用性 脳卒中患者のリハビリテーションで体軸が傾き座位や立位が上手に取れなく難渋することはよくあると思うのですが、 こういった症状に対するアプローチとして受動的立位を取らせるというものがあります。 この方法が有効という研究...
側方突進(lateropulsion)もしくはプッシャー症候群の評価尺度 脳卒中ではしばしば姿勢障害が発生し、寝たり起きたり立ったりという基本的な動作が難しくなることがあります。 人間が姿勢を崩さずにきちんと立っている、あるいは座っているためには支持基底面の中にきちんと重心を置かなければならないのですが、 垂直位の知覚...
脳卒中後の垂直性知覚の異常を測定する:なぜ起こるのか?どのように起こるのか? 脳卒中になると、うまく手足が動かないという症状だけでなく、うまく座れない、うまく立てない、立とうとしても傾いてしまうという症状が現れることがあります。 こういった症状はプッシャー症候群と言われていますが、これは果たしてどういったメカニズムによ...
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自己紹介
佐藤 洋平
脳科学専門のコンサルティング・レポート作成を手掛けるオフィスワンダリングマインド代表。 寄稿数3,000本超、登録者12,000人超を誇る日本最大の脳科学ブログ 『脳科学 心理学 リハビリテーション』管理人。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
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