社会性 孤独 孤独の科学:寂しさは女性をどう変えるか?代表的研究17本! はじめに 一匹狼という言葉がありますが、ことにこれは男性的で、めったに一匹狼的な女性を見ることはありません。 私が見る限りどうも女性というのは一人でいることが苦手な生き物のような気がするのですが、これはどうしたわけでしょうか。 この記事では孤独でいることで女性の体と心にどのような変化が生じるのか、 また孤独は免疫系にど... 2020年3月5日 佐藤洋平
社会性 孤独 寂しさの科学:孤独の生理学と脳科学代表研究19本! 孤独に関する生理学・心理学・脳科学についての代表的な研究を分かりやすいエッセイを添えて解説します。寂しさのメカニズムについて知りたい方はどうぞ!... 2020年3月3日 佐藤洋平
認知 自由意志 【後編】自分を自分と感じる脳 自由意志の脳科学研究15本! はじめに 「我思う、故に我あり」という言葉があります。 この世界の実像は必ずしも本当であるとは限らず、あなたの目に見える全ては幻かもしれないし、 自分以外のすべての他人はココロを持たないゾンビだったという可能性も捨てきれなません。 とはいえ、そういったあれこれを思推する自分を感じられることは確かなので、意思を持ち、心を... 2020年2月22日 佐藤洋平
脳科学 運動主体感 【前編】自分を自分と感じる脳 自己主体感の脳科学研究13本! 自己主体感とはなにか? 「わたし」とは何かというのは、これから先人類が一生付き合っていくような謎だと思うのですが、私達は健康な状態であれば、自分は自分だという感覚を持っています。 ワタシが見て、ワタシが考えて、ワタシが動く。 これは当たり前にようにも感じられますが、統合失調症や脳卒中では容易にこのような感覚が崩れてしま... 2020年2月16日 佐藤洋平
脳科学 神経美学 【特集】神経美学:あなたの脳と美しさ 世界の研究13本 はじめに:神経美学とはなにか? 私達人間は明確な自意識を持つ不思議な生き物です。 意識は様々な感覚をもたらしますが、その中でも興味深いものに「美しい」という感覚があります。 大きな夕焼けを見たとき、超絶技巧の旋律を耳にしたとき、歴史を超えてきた建築や絵画を目の前にしたとき、 私達のココロは美しさに塞がれてしまいますが、... 2020年2月8日 佐藤洋平
発達 身体化された認知 【注目】ココロ=カラダ?身体化された認知仮説の研究厳選9本 「身体化された認知はあなたが考えるそれではない」 今回取り上げる“身体化された認知”というテーマですが、正直これも概念がつかめるようでつかめきれてない感じがあります。 この“身体化された認知”というのは端的に言えば認知というのは脳だけでなされるものではないということではないかと思います。 例えば野球のことを考えましょう... 2020年2月1日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 運動制御における計算論的神経解剖学 運動制御における計算論的神経解剖学 「運動制御における計算論的神経解剖学」① 今回取り上げる論文は、先日あるセミナーで教えていただいた最適フィードバック制御というモデルについての論文です。 難しくて理解しきれない部分も多く、何回かに分けて紹介しようと思うのですが、 端的にいうと ①脳はコスト計算を行っている、すなわち費... 2020年1月5日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 【続・運動学習の脳科学】運動学習とモデルベースメカニズム・モデルなしメカニズム 「ヒトの運動学習におけるモデル―ベースメカニズムとモデルなしメカニズム」① 運動制御に関わる神経機構についての新しい知見についていくつか取り上げてきました。 その中心になるのが最適フィードバック制御理論に基づく運動制御システムでこれは以下の概念図で示されるものになります。 →→→基底核←←←←← ↑ ↓ ... 2020年1月5日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 【重要】運動学習の脳科学 神経メカニズム研究論文14本【後編】 はじめに 運動学習というのは生まれた直後から体が衰え動けなくなるまで続いていきます。 立つこと、歩くこと、走ること、ボールを投げたり、杖をついたり、おぼつかない足で家の中を歩いたり、 私達の脳は絶えず自らの身体とその周りの環境との関係を最適化すべく運動を学習していきます。 前回は運動学習に関わる脳メカニズムについて基本... 2020年1月5日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 【重要】運動学習の脳科学 神経メカニズム研究論文14本【前編】 運動学習というのは、スポーツにしろリハビリテーションにしても避けることのできないテーマだと思うのですが、今回の記事では運動学習についての代表的な研究を14本取り上げ、わかりやすい形で解説したいと思います。... 2020年1月3日 佐藤洋平