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不安症状と免疫機能

ヒトというのはコミュニケーションを取って生きる生き物です。

それゆえあまりに不安感が強いとヒトとうまくコミュニケーションが取れなくなり、生活全般に不都合を生じることがありますが、

近年、有酸素運動や筋トレなどのレジスタンストレーニングで不安症状を軽減できることが報告されています。

しかしながらなぜこうしたフィットネスが精神症状に好ましい影響を与えることができるのでしょうか。

今日取り上げる論文は、フィットネスが不安症状の軽減につながるメカニズムについての総説論文になります。

私達の体はストレスに対して対応できる仕組みとしてHPA軸というものがあります。

このHPA軸というのは視床下部→脳下垂体→副腎に至る一連の反応の系列を指すのですが、

ストレスがかかった時にはHPA軸を介して様々なホルモンが分泌され、

心拍数が上がったり、血圧が上がったり、気持ちが高ぶったり、逃げたり戦ったりできる状態に整えられます。

しかしながらこの状態が長く続くと免疫系の機能が低下し、脳内においても炎症作用が促進され、不安症状を始めとして様々な精神症状が引き起こされます。

なぜ運動が不安症状を減らすのか?

運動というのも筋肉に負荷がかかったり疲れたりというストレスの一種なのですが、なぜ運動をすると不安感を軽減することができるのでしょうか。

過去に行われた様々な動物実験の結果から、

運動による骨格筋の収縮に伴い、免疫調整タンパク質であるインターロイキン6が分泌され、脳内の炎症症状が抑制されること、

また恒常的に運動を行うことで、抗炎症機能が安定して高まることで症状の軽減が図られることが仮説的に述べられています。

やはり体を動かすことは心にとって大事なのかなと思いました。

参考URL:Exercising the worry away: how inflammation, oxidative and nitrogen stress mediates the beneficial effect of physical activity on anxiety disorder symptoms and behaviours.

 

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