社会性 「大人数の会話が苦手?」——認知・社会・行動の三つの視点と対処法 まとめ 大人数の会話では情報量が増え、認知負荷や心理的負担が高まりやすい。 評価不安や役割の曖昧さが、発言のハードルを上げる要因となる。 視覚的整理や役割明確化、非言語の言語化で負担を軽減できる。 1. はじめに 一対一の会話なら落ち着いて話せるのに、大勢が集まると頭が混乱してしまう――そんな経験はありませんか? たと... 2025年1月12日 佐藤洋平
社会性 コミュニケーションと性格の不思議な関係 〜内向性からみる「人と話す」メカニズム〜 1. はじめに 人と話すこと自体は好きでも、「大人数でワイワイした場はどうも苦手」「なかなか話に入り込めない」という経験をお持ちの方は少なくありません。こうした違和感や苦手意識には、単に「慣れ」の問題だけでなく、私たちのパーソナリティや認知特性、さらには社会的環境などさまざまな要素が関係しています。本稿では、まず一対一... 2025年1月5日 佐藤洋平
社会性 共感の脳科学:自閉症スペクトラム障害で起こり得る原因とは? はじめに 人と人とのつながりは、私たちの生活に欠かせないものです。 最近では人工知能の発達により、一人でもたくさんのことができるようになりました。しかし、それだけでは心は満たされません。誰かと一緒に笑ったり、困ったときに支え合ったり、そんな温かい関係があってこそ、人生は豊かになっていくものです。 このように人と心を通わ... 2024年12月29日 佐藤洋平
社会性 ミラーニューロンは本当に共感に関係するのか? はじめに 人間が社会で生きていく上では、相手の心を理解することが欠かせません。その土台となるのが、人間が持つ共感能力です。この共感能力には、ミラーニューロンネットワークと呼ばれる脳の仕組みが関わっていると考えられています。しかし、この学説にはいくつかの疑問も提起されています。今回の記事では、その疑問点について詳しく掘り... 2024年12月8日 佐藤洋平
発達 自閉症スペクトラム障害の脳科学:コミュニケーション能力と脳機能 はじめに 自閉症スペクトラム障害では、しばしばそのコミュニケーション能力の低さゆえ、社会で何かと苦労することも多くなります。 しかし、このコミュニケーション能力の低さは脳科学的にはどのように説明できるのでしょうか。今回の記事ではこの点について深堀りしたいと思います。 自閉症スペクトラム障害とは? 自閉症スペクトラム障害... 2024年12月2日 佐藤洋平
社会性 コミュニケーション能力の脳科学 はじめに コミュニケーション能力は高いに越したことがありませんが、その程度には個人差があるのも事実です。 では、この個人差は脳科学の観点からどのように説明できるのでしょうか。また、コミュニケーション能力を向上させるためには何ができるのでしょうか。 本記事では、コミュニケーション能力に関わる脳の働きやその改善方法について... 2024年11月24日 佐藤洋平
社会性 コミュニケーション能力の心理学:何がコミュ力を決めるのか? はじめに 人間、世の中を渡っていくにはコミュニケーション能力が物を言います。しかし、このコミュニケーション能力というのは一体どのようなものなのでしょうか。今回の記事では、このコミュニケーション能力のエビデンスについて深堀りしていきたいと思います。 コミュニケーション能力の評価法 コミュニケーション能力を測る尺度にはいろ... 2024年11月21日 佐藤洋平
社会性 自己超越性の心理学 はじめに 私達は自分たちが思っているほど優しい人間ではない。 確かに他の動物に比べればいくらか優しい面があるかもしれない。困っている人がいれば手を差し伸べ、仲間のために身を捨てて尽くす人もいるだろう。 しかしである。多くの場合、その優しさは条件付きである。 人はだれにでも優しくなれるわけではない。身内に対して優しい人で... 2024年11月2日 佐藤洋平
社会性 「強い互恵性」の心理学:支援行動における暗い側面 はじめに 人間には助け合う心がある。困っている人がいれば手を貸し、余っているものがあれば分け与えることもある。この助け合いの心は心理学では「互恵性」と呼ばれるが、人間の互恵性は他の動物と比べて一線を画している。なぜならヒトは自分に余裕がないときでも仲間を大事にしようとするからだ。 例えば、ヒトは身銭を切って人助けをする... 2024年10月16日 佐藤洋平
社会性 ヒトはなぜ助け合うのか?チンパンジーとの違いから考える はじめに 人間は「助け合う」能力が非常に高い。この助け合いの心があったからこそ、太古の昔はマンモスを仕留めることができただろうし、大災害にあったときにも生き延びてくることができたのだろう。 しかし、この助け合いの心は心理学的にはどのようなものなのだろうか。本稿ではヒトとチンパンジーとの違いに着目してこれを考えてみたい。... 2024年9月16日 佐藤洋平