脳科学 知能で人生はどの程度決まるか? 一般的知能とはなにか? 知能というと漠然としているのですが、私達は日々計算したり、予測したり、文章を読んだり様々なことに頭脳を使って生きています。 それなりの得意不得意というものがあるにしろ、一般に知能の高い人というのは計算問題をとかせても、外国語を覚えさせても、あるいは何らかの資格テストにしろ、そうでない人と比べて良... 2019年1月6日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 なぜあなたのチームはうまく行っていないのか?心理学的要因に関する研究 チームのパフォーマンスはどのような要因に影響されるか? 職場というのはいろいろで、働きやすくて皆が積極的に問題解決に取り組んでいるところもあれば、 朝からお葬式のような雰囲気で、問題解決能力も低いところもあったり様々です。 仕事をするにあたって、あなたが所属するチームの問題解決能力が高いことに越したことがないのですが、... 2018年12月26日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 頭の良さとはなにか?一般知能を巡る研究と脳科学 一般知能gとはなにか? 「頭の良さ」という概念があります。 当たり前といえば当たり前なのですが、英語の成績が良い人は大概の場合、数学の成績や社会の成績、理科の成績も良かったりしますし、 「一を聞いて十を知る」の例でもないのですが、こういった頭の良い人たちは、学習能力が高く、仕事を割り振っても短時間で高いアウトプットを出... 2018年12月16日 佐藤洋平
社会性 集団的知性心拍変動 生理学的に見たチームワークの力:心拍変動と社会的連帯の関係 心拍変動(Heart Rate Variability/HRV)とはなにか? 心拍変動というのは、どうにも聞き慣れない言葉ですが、これは心拍数のリズムの変動を表す概念になります。 私達の心臓はドクンドクンと規則正しく動いているように見えますが、必ずしも定規で図ったように一定のリズムで動いているとは限りません。 ドックン... 2018年12月16日 佐藤洋平
社会性 チーム力、目を見る能力、自閉症スペクトラム障害 チーム力と目を読み取る力の関係とは? 人間というのはなかなか一人では生きていくことが難しい動物です。 それゆえ仲間を作って共同体でいろんな課題に向かっていくことが多いのですが、職場のことを考えても共同体の課題解決能力というのは高いものから低いものまで様々です。 課題解決能力が高いチームにはどのような特性があるかという研... 2018年12月12日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 集団的知性:凡才の集団が一人の天才に勝る仕組みとは? 集団的知性とは何か? 「三人集まれば文殊の知恵」という言葉がありますが、人間社会の面白いところは1+1が2以上になりえることではないかと思います。 異なるスキルや性格を持ついろんな人間が集まって仕事をすることで、ときに化学変化を起こすかのように優れたチームが生まれることがありますが、こういったチームが持つ問題解決能力は... 2018年11月30日 佐藤洋平
社会性 オキシトシン幸福感情セロトニン 幸せを作る7つの神経伝達物質? なぜ私達は喜びや幸せを感じるのか? 人工知能と人間の違いはなんだと考えることがありますが、現段階では人間には幸せや喜びといった快感情を感じうる能力があるという点ではないかと思うことがあります。 人工知能とは違い、私達人間は「幸せだなあ」と感じたり、あるいは「嬉しいなあ」と感じたりしますが、なぜ私達のからだはこのような感... 2018年11月28日 佐藤洋平
心理学 音楽感情 なぜあなたは悲しい音楽にはまるのか? 悲しい音楽を聞いて悲しい気分になるのは、認知的要素と感情的要素の2つが関与しているということで、 悲しい思い出を数多く経験してきた共感性の高い人というのは、悲しい音楽にハマりやすい... 2018年11月15日 佐藤洋平
社会性 オキシトシンテストテロン 生理学からみる男の嫉妬の怖さ 嫉妬というのは厄介な感情で、これは自分が嫉妬しても苦しいし、嫉妬されても不快なものです。 こういった嫉妬の感情は、男性のほうが女性に比べてたちが悪いという話や、とりわけ男らしさ渦巻く政治の世界は嫉妬の強さがとてつもないという話も聞くことがありますが、こういった男の持つ嫉妬の強さというのは生理学的にはどのように解釈できる... 2018年11月3日 佐藤洋平