認知 半側空間無視 なぜ驚きは認知を高めるのか? 驚き/注意/認知の関係とは? わたしたちは日々様々なものを認知しながら一日を過ごします。 おそらく目に触れるものというのは数千から数万の情報に当たると思うのですが、それでも驚きを持って目に入ってきたものというのは、その顔にしろ形にしろはっきり捉えることができると思うのですが、 この驚きの感覚が認知に与える仕組みというの... 2019年5月12日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 線分二等分課題で活動する脳領域とはどこなのか? 線分二等分線課題で活動する脳領域とはどこなのか? 半側空間無視を評価する課題はいろいろあると思うのですが、線分二等分線課題というのは臨床現場ではスクリーニング的に頻繁に行われるのではないかと思います。 右半球損傷の患者でも線分二等分線課題が問題なくできる人やできない人、あるいは発症直後は偏りが大きいけれどもだんだん真ん... 2019年5月12日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 盲視と半側空間無視における視覚的意識の違いとはなにか? 盲視と半側空間無視はどう違うか? 脳卒中では手足が麻痺するだけでなく、認知機能に関連する様々な症状が現れることがあります。 その中でも臨床現場で頻繁に遭遇するものに半側空間無視があり、時として判別を間違ってしまうものに盲視というものがあります。 一般に人間の視覚的意識は、網膜から入った光学的な情報が後頭葉にある一次視覚... 2019年5月6日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害デフォルトモードネットワーク 自閉症スペクトラム障害とデフォルトモードネットワークの関係とは? 自閉症スペクトラム障害ではデフォルトモードネットワークが十分機能していない? 自閉症スペクトラム障害では、しばしば空気が読めない、相手の心を理解できないといったコミュニケーションに関わることで苦労することが多いのですが、 こういったことで苦労する背景にはどのような脳機能の違いが考えられているのでしょうか。 今日取り上げ... 2019年5月3日 佐藤洋平
認知 デフォルトモードネットワーク 内的注意と外的注意では頭頂葉の活動は異なるのか? 認知課題はどのように区別できるか? わたしたち人間は朝起きてから夜寝るまで始終何かを認知しながら生きています。 朝起きればテレビの画面を認知し、 足早に職場に近づけば頭の中では今日の仕事の段取りを繰り広げ 歩行介助をすれば無意識のうちに患者の次の一歩をシミュレーションしたりしていますが、こういった脳の中で繰り広げられる... 2019年5月3日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害 なぜあなたのパフォーマンスは優れているのか?タスクセットに関わる脳活動 「タスクセット」とは何か? あいにく私には才能の凸凹がありできることとできないことの格差が随分と大きいのですが、 世の中にはどんなことをさせても上手に集中してやってのけることができる人たちというのがいます。 しかしながらこういった人たちは脳のどういった部分の活動がほかの人たちと異なっているのでしょうか。 私たちが行う活... 2019年4月30日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害 視覚処理メカニズム、自閉症スペクトラム障害、表情の読み取り なぜ自閉症スペクトラム障害では表情の読み取りが苦手なのか? 自閉症スペクトラム障害は様々な症状で定義されていますが、その中に一つにコミュニケーションの困難さというものがあります。 このコミュニケーションの困難さというのは表情の読み取りの稚拙さも関係してくるのですが、 なぜ自閉症スペクトラム障害では表情の読み取りが難しく... 2019年4月25日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視の責任領域はどこか? 半側空間無視が出る患者と出ない患者の違いはどこか? 半側空間無視は一般に右半球損傷(左片麻痺)で出現しやすいのですが、 必ずしも右半球損傷であれば半側空間無視になるというわけでもありません。 しかしながらこの半側空間無視というのは脳のどのへんの領域の損傷で生じやすくなるのでしょうか? 今日取り上げる論文は、半側空間無視... 2019年4月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視を考える:健常者から見る課題の難易度・集中力・認知の偏り 注意力は空間認知に影響するか? 脳卒中では手足が麻痺する症状だけでなく、高次脳機能障害という症状を伴うことがあります。 これは普段普通にできている様々なこと、例えば着替えたり、適切な場面で適切に振る舞ったり、なにかに注意したりといった高次の認知機能が様々に障害される病態ですが、 臨床場面で最も頻繁に遭遇するものとして半... 2019年4月23日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視では視覚処理のどの段階が問題なのか? 視覚認知のメカニズムと半側空間無視 半側空間無視では視力には問題がないにもかかわらず視界の半分、多くの場合は左半分の視界の情報を拾いにくくなるという症状が起こります。 しかしながら半側空間無視で問題になるのは、視覚情報処理の入り口にあたる後頭葉の損傷ではなく、多くの場合頭頂葉や前頭葉と行った領域の損傷によるものですが、... 2019年4月14日 佐藤洋平