社会性 幸福 秋田県人のきりたんぽに見る原理主義的傾向と神経症候学 秋田県人に見るきりたんぽ原理主義 秋田を離れてだいぶ長くなるが、冬になると決まってきりたんぽを食べたくなる。 きりたんぽというのは秋田県における冬のカレーライスのようなものであり、体の奥底まで染み込んでいるソウルフードでもある。 このきりたんぽ鍋であるが、私の中ではかくあるべしというレシピが有り、それ以外は決してきりた... 2020年11月3日 佐藤洋平
社会性 物語 ナラティブ・エコノミー 感染症・物語・経済 はじめに ー科学の目的とは未来を予測することにあるー ジャック・ラカン 「人格との関係からみたパラノイア性精神病」 地球上には数百万種の動物がいますが、私達人間と他の動物が決定的に違うものというのは一体何でしょうか。 色々あるとは思いますが、あなたと他の動物を切り分けるものは、「今、ここ」を離れた世界に自由に想像をは... 2020年9月26日 佐藤洋平
社会性 感情コネクティビティデフォルトモードネットワーク ナラティブ・ブレイン なぜあなたの脳は物語を理解できるのか? なぜあなたの脳は物語を理解できるのか? 地球上には無数の種類の生き物がいますが、人というのは一風変わっています。 言葉を使えるというのはもちろんですが、ヒトはそれに加えて「物語」を語る動物でもあります。 そして、この語るという行為は単に言葉を並べるということではありません。 「語る」というのは、一定の構造を持って、何ら... 2020年9月5日 佐藤洋平
生理学 意識夢 夢の本質的な機能とはなにか?人工知能から考える夢の仕組み 夢とは何か? 私達人間は夢を見ますが、どうも夢を見るのは人間の専売特許というわけでもなく、他の動物、もっとも小さいものでは 実験動物で有名なC. elegans(最初に全遺伝子が解析された小動物)でも夢を見ていることを示唆する研究もあるそうです。 そう考えると、夢というのは進化論的に何らかの必然性があるのではないかとい... 2020年8月24日 佐藤洋平
発達 感情 モチベーションとはなにか?脳科学と心理学から見るその仕組み はじめに 社会というのは相互依存関係で成り立っています。 それゆえ、他者にどのように動いてもらうかというのは私達人間の永遠のテーマでもあり、 この動かし方を体系化したモチベーション・マネジメントという物騒な学問もあります。 しかしながらこのモチベーションというのは脳科学的・生理学的に考えた場合どのようなものなのでしょう... 2020年8月9日 佐藤洋平
認知 予測的符号化 運動学習3.0 運動学習に対する心理学的・脳科学的アプローチ はじめに 世の中には名伯楽と呼ばれるような人がいて、弱小チームを名門チームに引き上げてしまうような人もいますが、 果たして運動の教え方にコツのようなものはあるのでしょうか。 運動学習については研究の歴史も長く、様々な知見が蓄えられていますが、この記事では心理学的・脳科学的な知見を交えた運動学習理論について紹介をします。... 2020年7月27日 佐藤洋平
発達 予測的符号化 行動、学習、発達、進化をつなぐ自由エネルギー原理とは? はじめに 私達が生きる世界というのは不思議に溢れています。 なぜ子どもは歩けるようになるのか? なぜ私達は愛し合い、かつ殺し合うのか? なぜ私達は心を病み、そこから回復していくのか? 当たり前といえば当たり前なのですが、こういった問題というのは一つとっても完全には分かっていません。 こういった謎に対して挑むアプローチと... 2020年7月17日 佐藤洋平
発達 なぜあなたは失敗するのか?脳科学から見る長期記憶とやる気の罠 なぜすべての人は失敗するのか? 失敗がいいか悪いかというと、失敗自体は決して悪いことではないと思います。 というのも、ヒトは失敗なくしては何も学ぶことができないからです。 とはいえこの世は諸行無常、失敗を通して成長したあなたもいずれは勝負に勝てなくなります。 失敗を通してヒトは学べるにも関わらず、なぜヒトは老いて経験の... 2020年7月3日 佐藤洋平
脳科学 予測的符号化 欲望の三層構造:能動的推論から捉えるヒトの行動原理 私達はどうやって欲望と折り合いをつけているのか? 私達人間は欲望の生き物です。 あれがしたい、これがほしい、全てが叶えられない中で日々意識的に、あるいは無意識的に何かを選んで行動しますが、これにはどのようなメカニズムが働いているのでしょうか? この記事では、予測的符号化と能動的推論をキーワードに、ヒトの行動選択のメカニ... 2020年6月17日 佐藤洋平
発達 予測的符号化 「わたし」の6層構造:心の発達と神経症状 「わたし」とはなにか? 「わたし」という感覚は当たり前過ぎて、普段とりわけ考えることもありませんが、よくよく考えるととても不思議な感覚です。 「わたし」という感覚は一枚岩のようなガッチリとした感覚ではなく、 裸の自分を感じるような生の感覚から、集団との一体感を感じるような超越的な自己感覚まで様々で、瞬間瞬間でその姿を変... 2020年5月23日 佐藤洋平