社会性 孤独の科学:寂しさの脳活動と心理学 はじめに 物余りの世の中とは言われていますが、ものが余っても金が余っているという話はあまり聞きません。 私達はモノ以外にも多くのお金を使います。 それは水商売にお金を使ったり、誰かとご飯を食べるためにお金を使ったり、あるいは誰かとつながるためにお金を使います。 こういったお金の使い方は寂しさを埋めるための消費行動のよう... 2020年3月5日 佐藤洋平
社会性 孤独 孤独の科学:寂しさは女性をどう変えるか?代表的研究17本! はじめに 一匹狼という言葉がありますが、ことにこれは男性的で、めったに一匹狼的な女性を見ることはありません。 私が見る限りどうも女性というのは一人でいることが苦手な生き物のような気がするのですが、これはどうしたわけでしょうか。 この記事では孤独でいることで女性の体と心にどのような変化が生じるのか、 また孤独は免疫系にど... 2020年3月5日 佐藤洋平
社会性 孤独 寂しさの科学:孤独の生理学と脳科学代表研究19本! 孤独に関する生理学・心理学・脳科学についての代表的な研究を分かりやすいエッセイを添えて解説します。寂しさのメカニズムについて知りたい方はどうぞ!... 2020年3月3日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 運動制御における計算論的神経解剖学 運動制御における計算論的神経解剖学 「運動制御における計算論的神経解剖学」① 今回取り上げる論文は、先日あるセミナーで教えていただいた最適フィードバック制御というモデルについての論文です。 難しくて理解しきれない部分も多く、何回かに分けて紹介しようと思うのですが、 端的にいうと ①脳はコスト計算を行っている、すなわち費... 2020年1月5日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 【続・運動学習の脳科学】運動学習とモデルベースメカニズム・モデルなしメカニズム 「ヒトの運動学習におけるモデル―ベースメカニズムとモデルなしメカニズム」① 運動制御に関わる神経機構についての新しい知見についていくつか取り上げてきました。 その中心になるのが最適フィードバック制御理論に基づく運動制御システムでこれは以下の概念図で示されるものになります。 →→→基底核←←←←← ↑ ↓ ... 2020年1月5日 佐藤洋平
脳科学 運動学習 【重要】運動学習の脳科学 神経メカニズム研究論文14本【後編】 はじめに 運動学習というのは生まれた直後から体が衰え動けなくなるまで続いていきます。 立つこと、歩くこと、走ること、ボールを投げたり、杖をついたり、おぼつかない足で家の中を歩いたり、 私達の脳は絶えず自らの身体とその周りの環境との関係を最適化すべく運動を学習していきます。 前回は運動学習に関わる脳メカニズムについて基本... 2020年1月5日 佐藤洋平
発達 虐待 【後編】虐待と精神疾患、依存症の関連研究23本 虐待経験によって精神疾患や依存症、内科疾患が引き起こされることが報告されています。この記事では虐待経験が心と体にどのような影響を及ぼすかについての学術論文を23本紹介します。... 2019年12月21日 佐藤洋平
発達 虐待 【前編】虐待は脳をどう変えるか?脳発達と男女差の研究23本 虐待と脳 ヒトは他者を虐げる生き物です。 どういった進化の過程で虐げる癖を身に付けたのかはわかりませんが、家庭や学校といった場所でこの人類の悪癖が出た場合、 虐げられたものたちは、どうにか生き残ろうと心と体のあり方を変えていきます。 こういった変化は幼少期においてとりわけ起こりやすく、心と体の中枢とも言える脳に様々な影... 2019年12月14日 佐藤洋平
認知 【保存版】ドーパミンと認知機能、音楽、精神疾患の研究16本 ドーパミンの基本的な働きとは? 私たち人間は波のある生き物です。 気分がアゲアゲの時もあれば、ボンヤリしていたり、どんよりしていたり、なかなか味わい深い生き物なのですが、 こういった気分の上がり下がりには様々な神経伝達物質が関わっており、そのなかでもドーパミンは気分を上げる、覚醒レベルを高める役割を持っています。 覚醒... 2019年11月30日 佐藤洋平
社会性 ドーパミン 【保存版】ドーパミンと依存症、報酬系と行動経済学の脳科学15本 私たちは日々欲望に突き動かされますが、その根っこには報酬系といわれるドーパミンを中心とした脳内システムがあります。この記事では依存症や行動経済学をトピックとして報酬系についての学術論文を13本わかりやすく解説します。... 2019年11月23日 佐藤洋平