発達 共同注意の種類と脳機能、自閉症と発達段階の関係とは? 共同注意とはなにか? 人間というのは変わった特徴をいろいろ持っていますが、その中の一つに他人の心を読むということがあります。 これは相手の視線や仕草を見て相手が何を考えているのか、欲しているのかを察する能力ですが、 こういった心理的能力の基盤になっているのはどのような機能なのでしょうか。 心理学分野の概念として共同注意... 2019年2月17日 佐藤洋平
発達 学習能力と頭の良さの違いとは何か? 学習能力と頭の良さの違いとは? 身長が高い人や低い人がいるように、頭がいい人もいればあんまりそうでないひともいます。 この頭の良さというのは不思議なもので、学校のテストを思い出しても数学のできるヒトは社会や国語もできたりして、どの科目についても等しくいい点数を取れたりします。 こういった事実から、扱う情報の種類に関わら... 2019年2月17日 佐藤洋平
認知 脳は歌と騒音をどのように区別しているのか? 歌の理解は先天的なものなのか? 子供の胎教などではお腹の中の赤ちゃんは6ヶ月を過ぎてくると聴覚もしっかりしてくるので、お母さんが歌いかけることで脳の発達が促されるというような嘘か本当かわからないような話を聞きますが、 お腹の中の赤ちゃんは定かでないにしても、私の経験上言葉も何も知らない赤ちゃんであっても子守唄のようなも... 2019年2月10日 佐藤洋平
認知 大事なものはなぜ目に飛び込むのか?視覚におけるトップダウン的制御システムの実際 視覚におけるトップダウン処理とボトムアップ処理 朝起きてから夜寝るまで私達はいろんなものを見て過ごします。 それはどうでもよい広告だったり、今読んでいるこの記事の文字だったりしますが、この視覚認識というのはどのような仕組みでなりたっているのでしょうか。 様々な研究からこの視覚認識にはトップダウン的なものとボトムアップ的... 2019年2月10日 佐藤洋平
認知 ノルアドレナリンは脳の中で何をしているのか?リセットボタンとしての役割とは? 私達はなぜ動くのか?報酬最適化装置としての脳 私達人間というのは、1メーター数十センチ、数十キロのパッとしない姿形の生き物ですが、これは見方によっては或る意味地球の歴史が織り込まれた生き物でもあります。 バクテリアの時代から全ての生き物はより確実に生き残れるように進化してきました。 限られたエネルギーと時間を使って、い... 2019年2月3日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 ミラノの街の半側空間無視:心的表象と半側空間無視の関係 半側空間無視と心的表象 半側空間無視は臨床場面で頻繁に遭遇する病態ですが、その多くは脳卒中に起因し、左右いずれかの半側(多くの場合は左)の空間認知能力が著しく低下する症状を示します。 視覚処理の入り口である網膜も、また脳の中の視覚処理の入り口である視覚野も損傷されていないにもかかわらず、 情報を統合する頭頂葉やそれに連... 2019年1月27日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 半側空間無視患者と線分二等分課題:かれらは何を見ているのか? 線分二等分線課題で何が分かるか? 脳卒中になると単に手足が動かなくなるだけでなく、しばしば頻繁に認知機能に重篤な障害を残すことがあります。 これらの認知機能というのは、我慢が効かなくなる、注意力が著しく低下する、言葉が話せなくなる、分からなくなるというものがありますが、その中で頻繁に見られるものに半側空間無視と言われる... 2019年1月27日 佐藤洋平
脳科学 集団的知性 流動性知能を司るもの:Nバック課題、知能、脳 流動性知能とはなにか? 私達人間に知能というのは様々で頭の切れる人からそうでないヒトまで様々ですが、こういった「頭の良さ」というのはどのような概念で図ることができるものなのでしょうか。 一般に知能というのは「結晶性知能」と「流動性知能」の2つに分けられることが知られています。 結晶性知能というのは、いわば経験知のような... 2019年1月27日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 ボンヤリした人は正中を見る?健常人の視線の偏りと注意力の関係 私達の視線は左側に偏っている? 半側空間無視と呼ばれる病態があります。 これは脳卒中などで右半球を損傷することで生じるものですが、この病態では左側への空間の認知能力が低下し、視覚に問題がないにもかかわらず「見えているのに見えていない」という症状を生じます。 しかしながら普段私達の視線というのは健常者であっても正中を向... 2019年1月21日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 半側空間無視患者の視線の動きの特徴とは? 半側空間無視と眼の動き 私達は何かを探したり見たりしますが、これは眼のどのような動きによるものでしょうか。 駅前で誰かと待ち合わすことを考えてみましょう。 目の動きというのはゆっくりとカメラを回すようなものではなく、左を見て、その後すばやく右を見てというように急速な眼球運動とその後の視線の固定というものでなりたっている... 2019年1月20日 佐藤洋平