社会性 人はなぜいじめるのか?動物生態学から考える いじめはなぜ起きるのか?動物生態学・進化心理学の視点から、閉鎖環境・序列化・脳内ホルモン(テストステロン・オキシトシン・ドーパミン)の役割を解説。人間に組み込まれた攻撃性のメカニズムと、それを乗り越える可能性を探る。... 2025年10月11日 佐藤洋平
社会性 【泣かない人生は幸せなのか?】 「私は泣いたことがない♪」などと書き出せば歳が知れるが、比較的泣くことの少ない人生だった。 では幸せだったかというとそういうわけではない。 世の中に不幸偏差値のようなものがあればMARCHくらいのレベルだったのではないだろうか。ずば抜けて不幸な訳では無いがそこそこハイレベルな不幸である。けれども涙に暮れた人生だった、と... 2025年9月19日 佐藤洋平
社会性 なぜ涙が出るのか?──涙の生理・神経・化学メカニズム 電車で隣の人が泣いていたら、あなたはどう感じる? 通勤電車で隣に座った人が、スマホを見ながら静かに涙を流している。何が起きているのかわからないけれど、なんだか胸がざわつく。声をかけるべきか、見て見ぬふりをするべきか──。 私たちは涙を見ると、反射的に「何かが起きている」と感じる。それは涙が単なる「目の保護液」ではないか... 2025年9月19日 佐藤洋平
社会性サイコパス脳科学心理学 サイコパスとためらいの脳科学 サイコパスの本質を探りながら、「ためらい」や「共感性」、抽象的思考といった人間らしさについて考察します。見えない世界を感じ取ることが人間らしさの鍵なのか──心理や哲学の視点から深掘りするエッセイです。... 2025年8月31日 佐藤洋平
社会性 性格は脳のどこにあるのか?ビッグファイブと脳科学で読み解く はじめに 人の性格は脳のどこで作られているのか。「ここが外向性の場所だ」「あそこが誠実性の中心だ」といった単純な話ではない。しかし、近年の脳科学の研究から、性格と脳にはつながりがあることが少しずつ見えてきている。 その鍵となるのがビッグファイブ理論である。これは性格を5つの特性で表す方法だ。 外向性:人と関わることを好... 2025年8月30日 佐藤洋平
脳科学 精神疾患は突然やってくる?実は「性格の地形」が関わっている 性格と精神疾患の関係を最新レビューで整理。うつ・不安・統合失調症・OCDに共通と相違の"性格プロファイル"は何か。臨床の示唆も。... 2025年8月22日 佐藤洋平
社会性 面白さの正体 - なぜ私たちは笑うのか はじめに 昔のバラエティ番組を見返していると、今では笑えない場面に出くわすことがある。体型や容姿をネタにして笑いを取る芸人、失敗を延々とからかう演出。当時は爆笑していたのに、今見ると「これはちょっと...」と眉をひそめてしまう。 なぜ同じ映像なのに、昔は面白くて今は面白くないのだろう。笑いとは一体何なのか。何が面白くて... 2025年7月26日 佐藤洋平
社会性 笑いの力 - 体に起こる驚きの変化 はじめに 電車で隣に座った人がスマホで動画を見ている。突然その人が「プッ」と吹き出し、慌てて口を押さえた。こちらまでつられて笑いそうになる。笑いには確かに人から人へと伝わる不思議な力がある。 「笑う門には福来る」という言葉があるが、これは単なる気休めなのだろうか。最近の研究では、笑いがホルモンや血管、免疫システムにまで... 2025年7月18日 佐藤洋平
社会性 笑いの進化史 ――チンパンジーから現代人まで はじめに 日曜の動物園でのことだ。チンパンジーの子どもがほうきを奪って逃げる。追いかける飼育員、響く「ククク…」という低い息づかい。ガラスのこちら側で吹き出した私たちと、向こうで揺れる黒い肩。進化の歳月は、この笑い声を分け隔てたのか、それとも繋いだのか。 仕事帰りに動画サイトを開けば、人間も同じように笑いに転げ回る。「... 2025年7月4日 佐藤洋平
社会性 神経生理学から見るナッジ――二重過程モデルと脳内メカニズム はじめに 朝の通勤電車で、ふと目にしたポスターに描かれた「多くの人がすでに始めています」という文言。気がつけば自分も同じ行動を取ろうとしている。こうしたちょっとした誘導、いわゆる「ナッジ」は、私たちの日常にどれほど入り込んでいるのだろうか。 前回までのエッセイで紹介したように、ナッジは行動経済学や心理学の知見に基づき、... 2025年6月28日 佐藤洋平