認知 なぜ目が動いても脳の中の景色は動かないのか? ヒト頭頂皮質における空間的更新 私達の目はじっといるわけではありません。 たとえあなたが見ている視野がそれほど変わらなく、同じ画像を見ていると思っているとしても、 その実あなたの眼球はごく短時間のうちに、右や左、上や下というようにビュンビュン移動しては留まり、またどこかへビュンビュン移動しては留まりというように高速移動... 2019年8月18日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 背側経路、腹側経路、半側空間無視の関係とは? 異なる基準フレームにおける視空間処理の神経基盤:半側空間無視からのエビデンス 私達の視覚認識というのは随分複雑にできていて一様ではありません。 一般に何かを見る時には自己中心(自分を中心として右か左か、上か下か)座標、 あるいは対象中心(視覚対象を中心として右か左か、上か下か)座標があると考えられており、 これは電車に... 2019年8月18日 佐藤洋平
リハビリテーション 半側空間無視 知覚の歪みとしての半側空間無視 重みと尺度:無視症状における線分二等分法の新しい見方 半側空間無視の評価で頻繁に用いられる評価方法として線分二等分課題というものがあります。 これは患者に水平線を見せ、その真中を指示される方法ですが、スクリーニングには便利なものの、様々な研究から患者の反応のばらつきが大きく一定しないことが示されています。 しかしながら... 2019年8月18日 佐藤洋平
社会性 テストステロン 性ホルモンから見るスクールカーストと女性性 思春期の男児及び女児におけるジェンダーイデオロギー、同性の友達グループへの所属およびテストストロンと支配性の関係 人間関係というのはシビアであり、 ゴリラやチンパンジーといった霊長類の末裔である私達はいやおうなく本能的に上下関係を作り出します。 こういった上下関係を作り出すことに関係するホルモンとしてテストストロンと... 2019年8月14日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 半側空間無視における右側への探索傾向とその病巣 視覚性無視における以前に検索した部位の再検討:古い部位を新規と判断する際の右側頭頂部および前頭部病変の役割 左半側空間無視では、単に左側の認知がうまく出来ないだけでなく、右側に対して過剰に注意が働いていることが様々な研究から示されています。 こういった過剰な注意というのは、一度見たはずの右側の対象を繰り返し繰り返し見... 2019年8月13日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 視覚と触覚における自己中心性もしくは対象中心性の半側空間無視とは? 急性脳卒中における自己中心性および対象中心性の視空間的および触覚的無視の解離 半側空間無視はその多くが左側への症状として現れ、左側の空間認識能力が低下するのですが、 この左側の空間認知能力の低下が自己中心性のものか、対象中心性のものかという違いがあります。 こういった違いを調べるものとして、以下の図のような課題がある... 2019年8月12日 佐藤洋平
リハビリテーション 半側空間無視 覚醒レベルと消去現象から考える半側空間無視 内因性覚醒レベルの低下による注意および感覚への影響 半側空間無視の発症機序は複雑でいろいろな仮説が挙げられていますが、 その中でも注意機能が大きな影響を与えることが様々な研究から報告されています。 この注意機能というのは右や左と行った特定の方向への注意能力ではなく、全般的にぼんやりしているような覚醒レベルとも関連した... 2019年8月12日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 覚醒レベルが半側空間無視にどのように関係するのか? 注意力低下に伴う空間意識の右方向への移動 半側空間無視では多くの場合、右半球損傷によって左側への視覚的認知が障害されますが、 このような現象は患者さんの覚醒状態によっていくらか変動するような印象があります。 つまりぼんやりしているときは左側への注意が向かいづらく、リハビリ室で気を張って歩いているときはそうでもなかったり... 2019年8月5日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 ワーキングメモリと半側空間無視の関係とは? 半側空間無視における空間的ワーキングメモリの容量 半側空間無視の病態は複雑で、その要因としては様々なものが考えられています。 今日取り上げる論文は、空間的ワーキングメモリが果たして半側空間無視と関係あるかについて調べたものです。 空間的ワーキングメモリというと、すぐにはイメージが浮いてこないかもしれませんが、 トランプ... 2019年8月5日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視における右後頭頂皮質の本質的な役割とは? 経時的な空間的位置に対する注意を維持する際の右後頭頂皮質の役割 半側空間無視は複雑な病態で、その発症に関わる脳領域も様々ですが、 その中でも右の後部頭頂葉が重要であるという説があります。 この後部頭頂葉というのは上頭頂小葉と下頭頂小葉に分けられ、 前者はオンラインでの視覚ー行動制御に関わり、後者は行動理解と空間認識に関... 2019年8月4日 佐藤洋平