認知 自閉症スペクトラム障害 なぜあなたのパフォーマンスは優れているのか?タスクセットに関わる脳活動 「タスクセット」とは何か? あいにく私には才能の凸凹がありできることとできないことの格差が随分と大きいのですが、 世の中にはどんなことをさせても上手に集中してやってのけることができる人たちというのがいます。 しかしながらこういった人たちは脳のどういった部分の活動がほかの人たちと異なっているのでしょうか。 私たちが行う活... 2019年4月30日 佐藤洋平
社会性 自閉症スペクトラム障害 自閉症スペクトラム障害の多面的評価とは? 自閉症スペクトラム障害とコミュニケーション能力 ヒトというのは良くも悪くもつるむ生き物です。 一人でいると脳が寂しさを感じ、誰かとつながらずにはいられない生き物で、 つながった結果としてそこに社会が生まれ、ルールが生まれ、人間関係が生じてしまうのですが、 自閉症スペクトラム障害では社会やルール、人間関係を取られるのが不... 2019年4月30日 佐藤洋平
発達 自閉症スペクトラム障害 自閉症スペクトラム障害の自己評価:自閉症スペクトラム障害指数とは? 自閉症スペクトラム障害指数(The autism-spectrum quotient (AQ))とは? 自閉症スペクトラム障害を評価する方法は数多くありますが、 その多くは時間がかかったり、被験者本人以外の人の評価が必要なのですが、 被験者本人が短時間で評価できる方法というものはあるのでしょうか。 今日取り上げる論文は... 2019年4月26日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害 視覚処理メカニズム、自閉症スペクトラム障害、表情の読み取り なぜ自閉症スペクトラム障害では表情の読み取りが苦手なのか? 自閉症スペクトラム障害は様々な症状で定義されていますが、その中に一つにコミュニケーションの困難さというものがあります。 このコミュニケーションの困難さというのは表情の読み取りの稚拙さも関係してくるのですが、 なぜ自閉症スペクトラム障害では表情の読み取りが難しく... 2019年4月25日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視の責任領域はどこか? 半側空間無視が出る患者と出ない患者の違いはどこか? 半側空間無視は一般に右半球損傷(左片麻痺)で出現しやすいのですが、 必ずしも右半球損傷であれば半側空間無視になるというわけでもありません。 しかしながらこの半側空間無視というのは脳のどのへんの領域の損傷で生じやすくなるのでしょうか? 今日取り上げる論文は、半側空間無視... 2019年4月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視を考える:健常者から見る課題の難易度・集中力・認知の偏り 注意力は空間認知に影響するか? 脳卒中では手足が麻痺する症状だけでなく、高次脳機能障害という症状を伴うことがあります。 これは普段普通にできている様々なこと、例えば着替えたり、適切な場面で適切に振る舞ったり、なにかに注意したりといった高次の認知機能が様々に障害される病態ですが、 臨床場面で最も頻繁に遭遇するものとして半... 2019年4月23日 佐藤洋平
発達 自閉症スペクトラム障害 アスペルガー症候群では睡眠時の脳波はどう異なるか? アスペルガー症候群では睡眠時の脳波はどのように異なっているのか? 概念というのは時代とともに変わっていくものですが、現在自閉症スペクトラム障害という名前で統一される前の名称として アスペルガー症候群というものがありました。 これは自閉症的傾向を持つ中でも知能が比較的高いものを指していたのですが、いわゆるこのアスペルガー... 2019年4月19日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 女性の職場と集団的知性 集団的知性:「強いグループ」が持つ特徴とは? 三人寄れば文殊の知恵という言葉もありますが、私達人間は協力し合うことで一人ひとりがバラバラにやっていたのではできないような大きな事ができたりします。 それゆえ、人は様々なグループを作っていろんな事業に当たることが多いのですが、 ヒトが集まれば必ずパフォーマンスが上がるという... 2019年4月18日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視では視覚処理のどの段階が問題なのか? 視覚認知のメカニズムと半側空間無視 半側空間無視では視力には問題がないにもかかわらず視界の半分、多くの場合は左半分の視界の情報を拾いにくくなるという症状が起こります。 しかしながら半側空間無視で問題になるのは、視覚情報処理の入り口にあたる後頭葉の損傷ではなく、多くの場合頭頂葉や前頭葉と行った領域の損傷によるものですが、... 2019年4月14日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 コネクションの問題としての半側空間無視 半側空間無視はどのようにして起こってどのようにして回復するのか? 臨床現場で遭遇する高次脳機能障害は様々なものがありますが、その中でも頻度が高いものの半側空間無視というものがあります。 この半側空間無視では視界の左右半分(殆どの場合は右半球損傷例での左半分)の様々な刺激に対して注意が向きづらくなり、ご飯を食べ残したり、... 2019年4月14日 佐藤洋平