社会性 集団的知性 チームワークの良さはどのような状況で明らかになるのか? チームワークの良さを測ることは可能か? 短期間ではありますが、昔いっとき先生の仕事をしていたことがあります。 研究方法論を割り振られ、その際、生徒を3人一組に分けて研究を行わせる関係で、さてどの組み合わせがもっとも良い効果を生むか頭を悩ましたことがあります。 実際のところ、職場でも学校でも三人寄って文殊の知恵を出せるチ... 2019年3月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 右半球の注意における役割とは? 注意における2つの種類:持続的注意と刺激への反応としての注意 子供を育ててよく口にする言葉に「ちゃんと注意しなさい!」というものがありますが、 この注意というのは具体的にはどのようなものなのでしょうか。 一つは何かに集中できること、じっと本を読んだり、気が散らずおもちゃの片付けができたりということでしょうし、 もう一つ... 2019年3月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 脳卒中患者の病態から考える:森を見る脳、木を見る脳 右半球と左半球の視覚処理の違いとはなにか? 「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、 世の中には確かに細かいことはよく見えるけれども大局的にものを見るのが苦手な人もいれば、 その逆で大局的に見たり考えたりすることが得意でもその逆は苦手な人というのがいます。 しかしながらこういった特性に脳はどのように関係しているので... 2019年3月24日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 半側空間無視とサーキットブレーカー:脳の中の注意遮断器とは? 注意における2つのシステムとは? 注意という言葉は頻繁に使いますが、それが何かと言われるとなかなか上手に説明できる人はいないのではないかと思います。 というのも注意というのは、一つのものにジッと集中して凝視するようなタイプの注意もありますし、 あるいはふと車を運転していて飛び出してきた子供やボールに気づくといった、外か... 2019年3月20日 佐藤洋平
認知 自閉症スペクトラム障害半側空間無視 目移りする能力・集中する能力 なぜあなたは生き延びてこれたのか?脳の中の2つの注意システムとは 何もあなたを脅そうというつもりはありませんが、、基本的に世界は危険に満ち溢れています。 道を歩いてスマートフォンを見ていると自動車がビュンビュン走っていますし、職場で上司の悪口を言ってるところにその上司が入ってくるということもあります。 上手に歩いている... 2019年3月17日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 なぜグループが機能するまで3年かかるのか? 集団的知性:仕事の進行と人間関係の形成の関係とは? チームで仕事をするというのはなかなか大変で、意見の衝突があったり、人間関係のいざこざがあったり、価値観の相違があったりと、こんなことだったら一人でやったほうが楽だと思うことも多々あります。 特にこういったストレスはチーム立ち上げ直後が大変で、かえって業務の混乱を招くこ... 2019年3月17日 佐藤洋平
脳科学 半側空間無視 注意に関わる2つのシステムとは? 頭頂葉と注意機能の関係とは? 生きる上で私達は朝起きて夜寝るまで、生まれてから死ぬまでなにかに注意しながら生活しています。 朝起きれば、壁にかかった時計に目を向けますし、臨床現場では転倒リスクのある患者さんに目を向けます。 しかしながら注意というのはこのような意識的で能動的な注意だけでなく、はっと気づくような注意、刺激... 2019年3月14日 佐藤洋平
社会性 集団的知性 変化への適応能力が高い組織は地味な組織? 集団的知性:変化に強い組織とはどのような組織なのか? 「強い組織が生き延びるのではない、変化できる組織が生き延びるのだ」 というのはビジネス書を開けば必ず出てくるようなフレーズではあるのですが、 仕事をしていると環境がガラリと変わり従来のやり方が通用しなくなるときというのが必ずきます。 小手先の変化だけでなく根本的な変... 2019年3月13日 佐藤洋平
発達 自閉症スペクトラム障害 自閉症スペクトラム障害の発達に影響を与えるものとは? 自閉症スペクトラム障害児の発達と多感覚情報処理の関係とは? 人間というのは生まれてから死ぬまで発達していく生き物ですが、 この発達の基礎になるのは外部の情報をどれだけ上手に取り込めるかということがあります。 見るもの、聞くもの、触るもの、様々な情報を通して脳に刺激が与えられていきますが、 私達の知覚というのは多くの場合... 2019年3月12日 佐藤洋平
認知 半側空間無視 良くなる半側空間無視となりにくい半側空間無視? 半側空間無視とネットワーク 臨床場面でしばしば遭遇する脳卒中に関連する症状に半側空間無視というのがあります。 この半側空間無視では殆どの場合、左側への注意が低下し、歩いていても食べていても左側のものに気づきにくいという現象が起こります。 この半側空間無視は、患者さんの経過を見ていると発症後、症状が改善するものとなかなか... 2019年3月12日 佐藤洋平