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男性ホルモン テストステロンが上がるとき/下がるとき2019年5月20日
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半側空間無視の責任領域はどこか? 視覚認知というのは実に複雑な仕組みで出来上がっており、 それゆえ視覚認知の障害である半側空間無視に関わる領域も様々です。 それゆえ半側空間無視の責任領域については実に様々なことが言われていますが、もっとも可能性が高い領域というのは果たしてどこなのでしょうか。 今日取り上げる論文は、半側...
半側空間無視と視線の動き 半側空間無視を臨床場面で評価するときにスクリーニング的に使うものに線分二等分試験というのがあります。 これは簡便ではあるのですが、評価の精度としてはいまいちすぐれないことも報告されていますが、 半側空間無視患者はこの課題においてどのような方略を使ってどのように視線を動かしているのでしょうか。 ...
脳梁とセル・アセンブリの関係とは? 脳というのは大脳だけで数百億個、小脳も入れると千数百億個の神経細胞からできていますが、 この無数の神経細胞は単独で働いているわけではなく、夜空を彩る星座のようにそれぞれ繋がり合うことで機能しています。 しかしながらこれらのつながりは星座のように固定的なものではなく、 状況(例として物...
問題は左側だけなのか? 半側空間無視では左側を認識しづらくなるという症状が見られますが、そもそもこれはなぜなのでしょうか? なぜこのような症状が起こるかについては注意機能の問題が関係するというものやワーキングメモリの問題だというものもありますが、 今日取り上げる論文は、左半側空間無視には右方向へのサッケード(急速眼球運...
空間的な左右差とは関係のない注意症状と半側空間無視の関係とは? 半側空間無視というのは多くの場合左側の無視症状として現れ、日常生活全般に大きない影響を与えます。 それゆえ臨床的な検査にしても、その考察にしても、いかに注意が左側へ偏っているかというところへ着目しがちなのですが、 果たして半側空間無視というのは単に空間的注...
注意の瞬きと半側空間無視 注意の瞬きというのは聞き慣れない言葉ですが、 これは人が一度に知覚できる時間容量には限度があり、 具体的には一度目の視覚刺激が提示されてから400ミリ秒以内に提示された視覚刺激を認識できなくなるような現象を指します。 下の図でいうとT1とT2の間が400ミリ秒以内だとT2が認識できなくなるよう...
半側空間無視の責任領域はどこか? 半側空間無視というのは複雑な病態で、これに関わる脳領域も様々です。 それゆえ決定的な責任領域というのは判断しづらいのですが、それでもどこか鑑別する上で参考になるような領域というのはあるのでしょうか。 今日取り上げる論文は、5名の左半側空間無視患者を対象に神経心理学検査とCT画像による検...
「かぼちゃのつる」:授業参観デビューと道徳教育 人生やたらと寄り道、回り道が多く気がつけば44歳、 先日はじめて小学に上がったばかりの息子の授業参観というものに行ってきた。 科目は道徳、「かぼちゃのつる」というお話を読んで寸劇を交えて発表し合うというものだった。 この「かぼちゃのつる」というのがどんな話かというと 冒頭...
左右半球の脳損傷と反応時間課題 脳の機能を調べる方法はいろいろありますが、 その中でも最もシンプルなものになにか課題をさせているときの反応時間を調べるというものがあります。 例えば不安や恐怖に関わる領域として扁桃体がありますが、 この扁桃体を損傷した人を対象に不安や恐怖を掻き立てるような画像を見せ、それに反応してボタン...
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自己紹介
佐藤 洋平
脳科学専門のコンサルティング・レポート作成を手掛けるオフィスワンダリングマインド代表。 寄稿数3,000本超、登録者12,000人超を誇る日本最大の脳科学ブログ 『脳科学 心理学 リハビリテーション』管理人。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
筑波大学国際関係学部卒業後、現在、富山大学大学院医学博士課程にて心と身体の関係についての研究に従事。
専門は認知・情動・コミュニケーションに関わる脳機能についての分野。「ヒトとはなにか?」をライフテーマに脳科学、心理学、社会学から多面的に考察。
現在、日米における脳科学の知識普及を目的に『What is Man?ー脳科学、心理学、 たまに哲学ー』、『Pondering Brain』の運営、執筆を行う。
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